Rubyのインストール(rbenvを使った方法)
これは何
rubyのインストールの手順をまとめている。
参考
LinuxにRuby on Railsをインストールする | tsuchikazu blog
rbenv を使って ruby をインストールする(CentOS編) - Qiita
手順
rbenvのインストール
まずRuby環境管理ツールのrbenvをインストールする。rbenvは多分ruby environmentの略。 そのためにgitをインストールする。gitはざっくりいうとコード管理ツール。
$ sudo yum install -y git $ git --version git version 1.7.1
現在のディレクトリにrbenvをダウンロード。ディレクトリはここでは隠しディレクトリ .rbenv とする。
$ git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv # PATH に追加 $ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile # .bash_profile に追加 $ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile # 上記設定の再読み込み $ exec $SHELL -l # インストールの確認 $ rbenv --version
バージョンが表示されればOK。
rbenvのプラグインとしてruby-buildをインストールする。これを使わないとrubyの煩雑なインストールが手作業になるっぽい。ディレクトリは先ほどの.rbenvの下へ。
git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
rubyのインストール
# あらかじめ依存するライブラリopensslを入れておく $ sudo yum install -y openssl-devel # インストールできるrubyのリスト見る $ rbenv install -l # 今回は2.1.0をいれてみる $ rbenv install 2.1.0 # 新しいものをインストールした後にはrehashコマンドを用いて適切なディレクトリに配置してもらう $ rbenv rehash
rehashについてはこちらも参照のこと rbenv rehashは何をやっているのか? - DQNEO起業日記
インストールには結構時間がかかるので気長に待つ。Ruby関係は概して長い。 トラブルが起こったらエラー出力で指定されているlogファイルを見て、何が足りないのか確認する。
# 今使用できるRubyの情報を見る $ rbenv versions # どれを使うか選択する $ rbenv global 2.1.0 # 今使っているRubyに*がついているはず $ rbenv versions